日差しが強くなると、
紫外線、気になりますね。
紫外線は肌にどのような影響を与えるのでしょう。
日焼け止めを上手に使って、
紫外線から肌を守りましょう。
紫外線、日焼け止めとは。
紫外線とはどういうものなのでしょう。
紫外線A波（UVA）
肌の奥の真皮まで届き、肌の内部に活性酸素を作ります。
その活性酸素がDNAを傷つけ、
コラーゲン、エラスチンを壊し、
シワやたるみなどの肌の老化が起こります。
曇りの日や室内でも注意が必要です。
紫外線B波（UVB）
肌の表面が赤くなり炎症が起きます。
肌の表面に発生した活性酸素は、
紫外線を浴びなくてもメラニン色素をつくます。
それが色素沈着となって、シミやソバカスの原因になります。
日焼け止めはUVAとUVBをカットする働きがあります。
それを示すのが
日焼け止めに書かれているPAとSPFです。
日焼け止めに書いてあるPAとは
どういう意味があるのでしょう。
PAは、プロテクショングレイドオブUVA（Protection Grade of UVA）の略です。
UVAの防止効果を表す目安の数値になります。
＋の多さがUVAに対する効果の高さを示しています。
＋＋＋＋、＋＋＋、＋＋、＋の4段階になっています。
PA++++ 極めて高い効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++ かなり効果がある
PA+ 効果がある
日焼け止めに書いてあるSPFには
どういう意味があるのでしょう。
SPFは、サンプロテクションファクター（Sun Protection Factor）の略です。
SPFと一緒に書かれている数字は
主にUVBの防止効果を表す目安の数値のことです。
数字が大きいほど効果が高くなります。
選び方としては
1時間以内のお出かけには35くらい
1時間以上のレジャーやスポーツには50以上
がおすすめです。
効果的な日焼け止めの塗り方は
日焼け止めにはスキンケアUVというものがありますが、
どのようなものなのでしょう。
スキンケアUVは紫外線をカットするだけでなく、
肌を紫外線のダメージから守るための美容成分（保湿など）がはいっているものです。
様々なものがあるので、
ご自分の肌に合うものを選びましょう。
日焼け止めをを効果的に塗るためには
どんなことに気をつけたらいいでしょう。
日焼け止めは
スキンケアでしっかり保湿をして肌を整えてから塗りましょう。
ベースメイクは日焼け止めを塗った後に行いましょう。
日焼け止めを塗るときに最も大切なことは、
日焼け止めの量です。
少ないとムラになりやすく、
日焼け止めの効果は半減してしまいます。
顔に塗るときは、500円玉の大きさと同じくらいの量になります。
一度に塗らず、2、3回に分けて、
きれいにムラなく、重ね塗りしていきましょう。
耳、首、首の後ろ、デコルテも
忘れずにしっかり塗りましょう。
からだに日焼け止めを塗るときも
ムラにならないようきれいに塗っていきましょう。
日焼け止めの気をつけることは
秋冬は紫外線の量も多くないので
日焼け止め効果が配合されている下地だけでも
紫外線から肌を守ることができます。
春夏は紫外線の量が多く
皮脂の分泌も盛んになります。
日焼け止め効果のある下地だけでは
すぐにメイクも崩れ
日焼け止めも落ちやすくなってしまいます。
そのため、日焼け止めと下地の併用がおすすめです。
しっかり塗った日焼け止めも、
時間が経つと、汗や皮脂と共に落ちてしまいます。
そのため、こまめに塗り直しましょう。
日焼け止めは使い切らずに
去年使ったものが残っていこともあると思いますが
開封してから1年以上経ってしまうと
雑菌の混入などによって品質が低下している可能性があり
肌にも良くありません。
開封後１年以内には使い切りましょう。
まとめ
紫外線は1年中降り注いでいます。
その時期に合った、
そして自分に合った日焼け止めを選び
紫外線から肌を守ってくださいね。
