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健康診断と人間ドックの違い、健康診断の新常識、セルフ健康診断

生活

サタデープラスで紹介していた、
健康診断の結果の正しい見方、健康診断と人間ドックの違い、
セルフ健康診断になどについてまとめました。

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健康診断の新常識

サタプラでは、
健康診断結果の新常識ということで、
基準値内でも危険な病のリスクあり
ということが近年明らかになったことを紹介していました。

「異常なし」でも安心できない!?健康診断の落とし穴
ということで、
健康診断結果の正しい見方を、
ハーバード大学元専任講師
内科医の名医、森田豊先生が教えてくれました。

HDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロール

検査項目の中で脂質代謝の中にあるのが
HDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールです。

脳梗塞や心筋梗塞は血管が詰まることで起こる病です。
では、なぜ血管が詰まってしまうのでしょう。
原因となるのが悪玉コレステロールです。

血管の中でLDL(悪玉)コレステロールが溜まると脂肪の塊になり、
血管を詰まらせる元となってしまいます。

HDL(善玉)コレステロールは
悪玉コレステロールの回収、
悪玉コレステロールが血管に溜まろうとするのを阻止する働きがあります。

検査結果の中で大事な部分が
HDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールの割合です。
両方の値が基準値内でも
善玉に対して悪玉の割合が多ければ、
回収が追い付かず、脂肪の塊が出来てしまいます。

すなわち善玉と悪玉の割合を見れば、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクの割合がわかることになります。

LDL(悪玉)コレステロールの値をHDL(善玉)コレステロールの値で割った値というのを
LH比といいます。

このLH比が2以上は要注意となります。

悪玉÷善玉=2以上は要注意

番組ではA判定(基準値が善玉40~119・悪玉60~119)の結果を例として説明していましたが
善玉が50、悪玉が109
この場合だと
109÷50=2.2
LH比が2.2ということで、要注意ということになります。

最近は医療機関によってはLH比として教えてくれるところもあるそうです。

私も自分の昨年の秋に受けた健康診断の結果を確認してみました。

LDL(悪玉)コレステロールが173
HDL(善玉)コレステロールが52

ということで、
私の場合は悪玉が173でこの時点でD判定の要精密検査という
結果が出ていたんですけど、
LH比を出してみると3.3という結果に!

番組ではロザンの菅さんが
悪玉が153、善玉が50でLH比が3.1の結果だったので、
ロザンの菅さんよりも高い数値ということに…

悪玉÷善玉=2.5以上の場合は
心筋梗塞、脳梗塞のリスクが急増ということで、
番組で3.1だったロザンの菅さんは
生活習慣をただちに改善したほうがいいという指導を受けていました。

それは私にも言えるということですね。

LH比が高い場合、生活習慣の改善方法とは

では、LH比が高かった場合。
どうのように改善したらいいのか、
LD比が1.1(悪玉100、善玉88)と素晴らしかった柴田理恵さんの生活習慣を参考にしてみましょうということで

先生が絶賛していた柴田理恵さんの生活習慣
⓵昼食のお弁当をあえて残す
 →腹八分目でLDL(悪玉)減

悪玉コレステロールは食べる量に応じて増える一方なので、
柴田理恵さんのように腹八分目というのはとても効果的ということでした。

柴田さんは夜お酒を飲みたいから、昼は六分目~八分目にしていると言っていました。

⓶愛犬との散歩
 →有酸素運動でHDL(善玉)増

有酸素運動を継続的に行うということでとてもいい

ワンちゃんを飼っていないご家庭の場合は
エレベーター、エスカレータを使わずに階段を使うなどして出来るだけ歩く
駅だったら一駅だったらなるべく歩く
など、有酸素運動を心がけることで、
善玉コレステロールを増やすことが出来るということでした。

善玉コレステロールを増やすには有酸素運動が最も効果的ということです。

私は完全に腹八分目を超えているし、
愛犬との散歩もたぶん歩く距離が少なすぎるので、
どちらももう少し改善をすると少し善玉コレステロールが増えてくるのかなと
期待したいと思います。

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健康診断と人間ドックの違い

健康診断と人間ドックの違いについて質問がありました。

健康診断とは
主に生活習慣病、
高血圧や高脂血症などを見つけるもの

人間ドックとは
主にガンを見つけるもの

まったく問題がないという人、
全部がA判定という人は、全体の一割弱を言われているそうです。

九割に入っちゃった場合は、きちんと精密検査をして、
治療が必要かどうか見極める必要があるということでした。

私の場合は、

脂質代謝のLDL(悪玉)コレステロールが高くてD
血液一般の血色素量が低くてD
腎機能のクレアチニンが微妙に基準値を超えていてC
総合判定では用精密検査となっていて
総合所見では、
明らかに治療が必要な状態です。
なるべく早くかかりつけ医または専門医を受診してください。
ということなので、
病院に行きましょうということですね。

次に検査結果が正常値でも見逃してはいけないものが
糖代謝のHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

HbA1cというのは血糖値と並んで糖尿病の指標となる大切な値です。
血糖というのはその時のその瞬時の血液中の糖分の値になります。
HbA1cは過去1~2か月間を平均した血糖の状態の値のことをいいます。

HbA1cが基準値内でも
糖尿病の原因でもある血糖値スパイクのリスクがあります。
※この場合の糖尿病とは2型糖尿病のことです。

血糖値スパイクとは
現在医学会で注目されている危険なキーワード

食事をすると血糖値が上がり、
しばらくしてから落ち着く
これが通常です。

食事の後に急激に血糖値が上昇する、
この状態のことを血糖値スパイクと言います。

血糖値スパイクを繰り返すと、
血糖値を下げるすい臓に負担がかかるため、血糖が下がらなくなり、
糖尿病の原因となってしまう、糖尿病予備軍となってしまいます。

日本人の10人に1人、1400万人が血糖値スパイクともいわれています。

この血糖値スパイクのリスクを知ることが出来るのが、
HbA1cの値となります。

HbA1c5.8%以上で血糖値スパイクの危険性があります。

私は5.5%だったので、セーフでしたが、
私の健康診断結果のHbA1cの基準値は5.5以下なので、
ほんとギリギリというところですよね。

番組では小堺さんは5.8%ということで
血糖値スパイクの恐れがあるということでした。

医療機関に行くと、だいたいが空腹時血糖を測るそうです。
でも、そうではなく、
食後の血糖、甘い飲み物を飲んだ後の血糖を測る。
これを受けてみるといいというお話でした。

さきほどLD比の悪かったロザンの菅さん、
HbA1cは5.3ということで番組内では一番ベストな値でした。
ただ、糖尿病としては結果はよかったが、
コレステロールは最悪だから安心してはいけないということで、
やはり生活習慣を改善しないとどちらも悪くなってしまうこともあるからと
注意を受けていました。

HbA1cを下げる生活習慣としては
食後すぐに軽めの運動をすることがおススメだそうです。

食後は血糖値が上がります。
でも、食後に軽めの運動、10分くらいのウォーキングをすることで、
血糖値を下げることが出来るそうです。

忙しい主婦の場合、
食後に食器を洗ったり、あと片付けをしたりすることでも、
いいということでした。

小堺さんはお風呂掃除をしようかなといっていました。

激しい運動は消化にも良くない。
消化しているときは胃腸に血液が流れるので
急に運動すると、筋肉の方に血液が流れてしまうので、
そのために消化不良になってしまう。
なので、軽めの運動がいいということです。

なぜ、軽めの運動をすることが血糖値を下げることにつながるのか?
運動をすると糖分というエネルギーを使うので、
血糖値が徐々に下がってくる。

森田先生おすすめ
自腹でも受けるべき検査とは?
腹部エコー検査

沈黙の臓器と呼ばれる
すい臓、肝臓、卵巣
これらはなかなか自覚症状がでにくい。
でも、腹部エコーを受けることで、早期のうちに見つけることができるということで、
ぜひおすすめしたい検査ということでした。
費用としては6,000円前後で受けられるので、
健康診断や人間ドックのオプションで受けることをおすすめしますとのことで
先生は毎年腹部エコー検査は受けているそうです。

もし異常があった場合は、
CTを撮るとか精密検査を受けるとか、
何かを見つけるきっかけになるとのことでした。

推奨年令としては、
先生は50歳以上は絶対やった方がいいと勧めていました。
30歳とか40歳とかから始めてもいいとのことでした。

セルフ健康診断、手挙げぶらぶら

LDL(悪玉)コレステロールが高かったり、
血糖値スパイクがあると血管が老化します。

その血管の老化がないか簡単に調べる方法が、
手挙げぶらぶらです。

⓵その場で両手を上げます(座ったままでもOK)

⓶手を30秒間ぶらぶら振る

⓷ゆっくり手を降ろす

正常手全体がジーンとした感覚

異常感覚が何もない

感覚が何もない、片方だけしかジンジンしない場合は、血管に異常がある可能性があります

自宅で出来る人間ドックキットというのも発売されているそうで
番組で紹介されていたのがこちら

今までは血液を採ることができるのは、医師や看護師だけだったのが、
今は自分の血液ならとってもいいと法改正がされたので、
自宅で簡単に人間ドッグを受けることができるようになりました。

基本は医療機関に行くことがいいが、
どうしても忙しくて医療機関に行けない人は
このようなキットで検査を受けるのもおススメとのことでした。

■注意事項
●がんや病気を確定診断するキットではなく、「リスクチェック」するものです
人間ドックの代替になるものではありません

私のような人のことかな?

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

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